航空機、鉄道、重機、大型装置といった規模の大きい機械の整備や補修、分解修理などの点検・整備業務のこと。

業務の内容には点検・整備に加えて、点検・整備に必要となる部品、消耗品、工具類などの調達、在庫管理が含まれる。 点検・整備は作業に取り掛かってみないと修理・補修の内容が判明しないことが多い。判明した内容に応じて作業期間や必要な部品や消耗品、工具類も変わる。作業期間や部品、消耗品の数量を予定することが難しいことからMROは”高い不確実性”という業務特性を有する。

そのような不確実性のもとでも、MROにおいては点検・整備の納期を守る必要がある。さらには、作業期間をできるかぎり短縮し、機械の稼働時間を最大化することが求められる。あわせて、コストの抑制・維持も要求される。そのため、点検・整備においては、最小限のコストで部品や消耗品を準備する調達・在庫管理が重要となる。

TOCではMRO向けに「点検・整備期間の短縮」と「部品・消耗品の在庫適正化」のソリューションが提供される。

「点検・整備期間の短縮」においては CCPM が応用され、主には WIP (Work in process:仕掛)の低減、リソース集中、フルキットによって期間短縮を図る。

「部品・消耗品の在庫適正化」においてはDBMをソリューションの中核として在庫の適正化を図る。部品や消耗品は複数の点検・整備拠点や倉庫で保管されていることが多く、集約効果も考慮して適用される。

なお、MRO (Maintenance, Repair and Operation)も同様の業務特性であり、電力会社などがTOCのMRO(Maintenance, Repair and Operation)ソリューションを適用している事例がある。

MRO (Maintenance, Repair and Operation)