事象間に存在する原因と結果という関係(cause-effect)のこと。
Aという事象がBという事象を引き起こしている関係にある時、事象Aは原因であり、事象Bは結果である。このような事象Aと事象Bの関係を因果関係という。
ある問題を解決する場合、その問題を生じさせている原因を解消しない限りその問題は解決できない。そのため因果関係に基づいて根本的な問題(真因)を特定することは極めて重要である。
システム内で起きている様々な問題は独立して存在しているのではく、ほとんどすべての場合において因果関係がある。それらの因果関係を整理することで根本的な問題を特定することが可能となる。